Excel「折り返して全体を表示する」は「Alt」+「o」「e」「w」、はい「リターン」!

やあ子供たち、Excelで、セルよりも長い文字列を打ち込んだときに、勝手に折り返されて行が追加されてセルの高さも増えてしまうことがあるね。そんなときは、そのセルで、右クリックをして「セルの書式設定」画面を出し、「配置」タブにいって、「折り返して全体を表示」のチェックをかちかちやったりするわけだが、この操作が毎回煩わしいよな。今日はこの「折り返して全体を表示」を、わずか「ポンポンポンポン!」と、キーボードのキーを4拍子たたくだけでトグル、つまり「折り返したり」、「折り返さなかったり」を、切り替えられるウルトラテクを紹介するよ。
(一応言っとくと本記事はExcel2016や2019で確認が取れた筆者の個人的な体験をもとにしているだけの単なる体験談です。内容が不完全だったり、必ずしも本記事の通りにならない状況も多々考えられますのであくまで参考情報とお考え下さい。)
さていきなりショートカットの説明に入るぞ。それは以下のような操作だ。

  1. 「Alt」キーを押しながら、アルファベットの「o」キーを押す
  2. 「Alt」キーを押しながら、アルファベットの「e」キーを押す
    (ここで、画面が、以下左のように、「表示形式」が表示されている状態だったならここで1回だけ「→」(右矢印キー)を押して、以下右図のように、「配置」タブが表示されているようにしよう。これは最初の1回目だけ必要な操作だ。)
    f:id:nurs:20210202003333p:plain:w330f:id:nurs:20210202003437p:plain:w330
  3. 「Alt」キーを押しながら、アルファベットの「w」キーを押すことで、「折り返して全体を表示」のチェックの付ける・外すを切り替えられるようになるので、いずれか望みの状態にしたら、
  4. 「リターンキー」を最後に押して、実行だ!

さて、おさらいしてみよう。上記操作をもとに、以下図の左と右の状態を、上述のキーボード操作だけで切り替えてみよう。
「Alt+oキー」で最初の「ポン」
「Alt+eキー」で二つ目のの「ポン」
「Alt+wキー」でチェックボックスの付ける・外すを切り替えて「ポン」
最後に「リターンキー」で四つ目の「ポン」
つまり、まとめると、対象のセルを選択した状態で、

  • 「ポンポンポンポン!」で、「折り返して全体を表示」のチェックを付け、実行!
  • 次の「ポンポンポンポン!」で、「折り返して全体を表示」のチェックを外し、実行!

が可能となる。より詳細に述べると、
Altキーを押しながら―「o」「e」「w」、はい「リターン」!
  →「折り返して全体を表示」のチェックを付け、実行!
Altキーを押しながら―「o」「e」「w」、はい「リターン」!
  →「折り返して全体を表示」のチェック外して、実行!
Altキーを押しながら―「o」「e」「w」、はい「リターン」!
  →「折り返して全体を表示」のチェックを付け、実行!
Altキーを押しながら―「o」「e」「w」、はい「リターン」!
  →「折り返して全体を表示」のチェック外して、実行!
Altキーを押しながら―「o」「e」「w」、はい「リターン」!
  →「折り返して全体を表示」のチェックを付け、実行!
Altキーを押しながら―「o」「e」「w」、はい「リターン」!
  →「折り返して全体を表示」のチェック外して、実行!
って、おいおいおいっっ!!!楽しいからっていつまでやってんだ!みたいなことになるってこと。
どうだい?この「折り返して全体を表示」のするしないを切り替えたい時って、複数のセルに対して頻繁に使いたくなったりする場合が多い気がするので、このようにショートカットキーを覚えておくととても効率UPになるんじゃないか?
さて今日はこんなところだ、チャオ!