風邪で全身筋肉痛??

やあ子供たち。夏風邪を引いて全身の筋肉が最初から最後まで痛かったという体験をしたので書いておくよ。
1日目
仕事をしていると、全身の筋肉に一様な弱い痛みを感じる。仕事し過ぎたのだろうかと普段通り自転車で帰宅。帰宅後も何やら全身が筋肉痛で、何か心当たりはないか考えるも、とくに思い当たらず。しかし、寝る頃になると、風邪特有の悪寒や、肌のざらざら感を覚える、熱が38.7度まで上がる。筋肉の痛みは風邪によるものだったかと、ま納得というか、ひとまずは理解し、寝る、、寝れない。。熱い。痛い。。
2日目
。。発熱と筋肉の痛みとで、あまりにも寝苦しかった夜が明ける。朝、最寄りの医院に行き、風邪との診断。まそうだろう。筋肉の痛みは熱によるものでしょうと。抗生剤や解熱鎮痛剤など、いわゆる風邪の薬をもらう。喉もかなり痛いので、なるほど風邪なのだ、この筋肉の痛みも風邪によるものなのだと、まだこの時点ではそう考えた。薬を飲んでから10時間ほどは、熱も下がり痛みも消え、比較的楽に過ごす。しかし、それを過ぎた夜中の3時頃、熱はまた上がり、筋肉の痛みに耐えられず、解熱鎮痛剤を飲む。
3日目
するとまた10時間ほどは比較的楽に過ごす。しかしながら、午後3時頃、やはり痛みに耐えきれず、解熱鎮痛剤を服用。筋肉の痛みが和らぐ。ここにくると、風邪というより、発熱はまだいいのだが、何より張ったままどうやらますます痛みを増していく筋肉についてまじまじと考え始める。ただの風邪ではないのでは。。筋肉は熱を持ったまま、張った状態で、とにかく全身の筋肉が痛いので、起き上がろうとすると、生まれ変わるのではないかとおもうくらい、あらゆる筋肉が痛む。手をつけば、指の筋肉が痛み、太腿部も脹脛もすべて痛い。筋肉は力を入れずとも、圧力を感じただけで痛い。例えば、布団と床の間の段差が当たっているだけで痛い。指の筋肉が痛むので、缶ジュースの蓋を指一本で開けられない。一度少し持ち上げないと開かない方式の幼児侵入防止扉を開けるのも、腕や指の激痛を伴う。
4日目
ほとんど朝から寝ながら過ごすも、全くよくならないため、18時頃また解熱鎮痛剤を服用。ネットで調べると、免疫系が、筋肉を分解して免疫力を高めるという事例もあるという話を読む。筋肉の痛みは、とにかく安静にしていなさいという体からのメッセージなのだとか。あらゆることをしようという気力が湧かない。筋肉だけが原因で、人間気持ちまでが随分と落ち込むものだ。きっと、今よりもずっと年をとるとこういう感覚になるのかもしれない。
5日目
朝、これまでで最も筋肉が痛い。筋肉を痛くしている粒のようなものが体内にあるのだとするとそれの密度がこれまでの倍になったような感覚。それでも無理に朝食をとる。食後に市の救急相談窓口に電話。筋肉がやたら痛くなる風邪はあまり例がないらしく、期待していたような話は聞けず。緊急性もないとの返答。昼色を無理に食べたころ、何かが変わっていることに気付く。筋肉はこれまで通り痛いのだが、そのもっと奥底から、しっかりと動けるような何かが始動した感じがした。そのあとは、午後は屋外で子供の面倒もみることができるなど、少なくとも外見だけは健常者として復帰できた。
6日目
自転車で普通に出社。でもキーボードが打てない、自が書けない。足や腕の大きな動きに問題はないが、指先の動作がきつい。車は運転できても、バイクは絶対に乗れない。会社のお医者さんにも相談してみた。ギランバート症候群を連想された様だがちょっと違うよねと。何だろうねでも良くなってるのなら何よりだねと。
7日目
普通に出社しキーボードが打てるようになった。字はゆっくりとなら、自分の字が書けることに気付く。でも急ぐとだめだ。ミミズの字になってしまう。速く書けない。
8日目
普通に出社。キーボードはほぼ問題なし。まだ若干倦怠感は残るが。字もまあまあ普通に書けるようにはなってきた。

とまあ、こんなところだ。おじさんはネットに書いてあった、免疫系が筋肉を分解し過ぎたケースで、筋肉がずたずたに今回はされてしまったという、まそういう風邪のケースも自分にはあったというわけだ、という理解なんだけど、とにかくお医者も認識してないようだったので、同じような症状に見舞われた人は、どんどんこうして記録に残していってほしい。そして仲間を増やせば、もう少しピンときた医療対応というか説明もきけるようになるのではないかと思う。
今回の事があって、健常時の筋肉が如何にリッチで強力で、まるで高性能なアクチュエータを全身にまとっているかの様な気持ちになった。普通に健康って本当に有難いことなんだね。
チャオ!