2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

マーチングキューブズの旅(3):各エントリの相対配置について

暇つぶしとしてのマーチングキューブズ自作研究も3回目を迎えたよ。今回は、各グループにおける、各コンフィギュレーションエントリと、そのプライマリコンフィギュレーションとの相対配置関係を情報化することを考えよう。 マーチングキューブズにおいて予…

マーチングキューブズの「14通り」を探す旅(2)

前回に引き続き、あまり語られてこなかったマーチングキューブズ法の謎を追う旅の途中だが、ここでは前回示した、14グループとそのコンフィギュレーションの探索を行った際の、実装上の詳細とノウハウをメモしておく。格子内の8つの頂点について、IDを振る…

マーチング・キューブズ法の「14通り」の謎を解く

Isosurfaces: Geometry, Topology, and Algorithms作者: Rephael Wenger出版社/メーカー: A K Peters/CRC Press発売日: 2013/07/31メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見るマーチング・キューブズ法(Marching Cubes)は、3次元格子の頂点位…

流れるように生きてこそ

流体の動きを見ればわかるように、やはり物質の流れの中に生き、そして自身も究極には物質の流れ・渦のようなものでしかない我々としては、周囲状況との協調を無視しては決して生きていくことなどできないと知れば、純粋科学のようなものをいくらどんなに極…

オブザーバーパターンエンジンの自作を検討しよう

C++

ユーザーインタフェースつきのアプリケーションを作成する上で、オブザーバーパターンは必須だろう。あるボタンが押されたときに、「このクラスのあの値とあの値を更新して、あれを再計算して、こっちのウィンドウのここんとこの表示も更新して」、なんてや…

やっぱりMFCでしょ

(はじめに:「再頒布」の読み方は「さいはんぷ」。だよん) WindowsアプリケーションをC++で作るとき、ユーザーインタフェースのところをMFCで作るべきか.NETで行くべきかと今更のように毎回悩んでしまう輩も多いのではないだろうか。今回一仕事を終えたタ…

2次元の等高線を作成する関数テンプレート

2次元の等高線を作成する関数テンプレートを作成したよ。よかったら使ってみてくれ。縦横の格子の各頂点に高さ、温度、密度などの「値」がセットされていたとして、あとは閾値さえ与えてやれば、 等高線の輪郭線形状 等高線の輪郭線形状で囲まれた図形領域の…

vector, list, set, dequeのパフォーマンスを実験したよ

C++

やあ子供たち。今日はSTLのstd::⇒ vector, list, set, dequeのパフォーマンス測定の実験をしたよ。以下のようなコードだ。試してみてくれ。 #include <iostream> #include <vector> #include <list> #include <algorithm> #include <ctime> #include <set> #include <deque> using namespace std; #define N 1000000</deque></set></ctime></algorithm></list></vector></iostream>…

MFCが進化しているみたいだ

C#とかVBとかの華々しさに押され気味だったかに見えたネイティブC++だが(C++/CLIのことじゃないよC++/CLIはどっかに飛んで行け!)、そんなネイティブC++で使用する、これからはもう廃れていくだけだと思っていたあのMFCが、VC++2008から、実に10年ぶりくら…