Vista on VirtualPC2007日記


今日はWindowsXP上に立てたVirtualPC2007の上にWindowsVistaをインストールしてみた。いっぱしに使えるようになるまでに、以下のことをする必要があった。

  • マシンパワーに遜色はないはずだがそのままだとやはりかなり遅い。そこで「バーチャルマシン追加機能」というものをインストールしてみると、それなりの速度で動くようになった。我慢できるスピードだ。
  • VirtualPC2007(VirtualPC ver6.0.XXとも言うらしい)では、5月にSP1も出ているのでこれも当てる。
  • 次にキーボードが英語101になってしまっているので、これを日本語106に設定しなおす必要があった。
  • 「ファイル名を指定して実行」がデフォルトでは出ないので、「スタートメニュー右クリックで、プロパティ→カスタマイズ」から設定を行わなくてはならなかった。
  • いちいち、インストールや、アプリの実行などするたびに、ユーザーアカウント制御が入って「許可しますか?」とかきいてくるからうざったいので、これを切ります。コントロールパネルのユーザーアカウント>ユーザーアカウント制御>チェックを外す
  • SambaでLinuxなどと共有しているフォルダはそのままでは見れないので、secpol.msc というものを「ファイル名を指定して実行」から起動して、ローカルポリシー→セキュリティオプション→ネットワークセキュリティ:LanManager認証レベルを、「LMとNTLMを送信する。ネゴシエーションの場合は、Nv2LMを…」に設定。
  • usbが使えないのは痛い。usbはあきらめろだと。。そのためだけにVirtulPCなんて意味ねーななんて思えてきてしまうだけにこれは相当残念なことだ。
  • あと、忘れてならないのはVista(VirtualPC2007のSP1じゃなくてVistaの)SP1を当てることだ。SP1にしないと、ネットワーク上の共有フォルダを開こうとすると、「ネットワークパスが見つかりません」などと出てきてしまい、いくら悩んでも、何日考えても決して解決しない、悲しい目を見る羽目になってしまうだろう。

VirtualPCはいい。何と言ってもタダだし、再起動しようがいきなり電源切ってからすぐに起動しようがVirtualだから気楽さが違う。そのくせ本物のOSが遜色ないスピードで動く。その上で開発も、動作検証もできる。ハードを買うお金も手間もメンテの手間も一切必要ない。必要なのはホストPC上のCPUパワーと空き容量だけだ。体にいい。環境にもいい。CO2も減る。
でも実はVMWarePlayerの方が、仮想アプライアンスとかも充実してるし、パフォーマンスとかもいい気がしていて、VirtualPC2007はもうアンインストールしてしまった。