マーチングキューブズ(4)穴のあくケース






マーチングキューブにおける問題点。
グループ#6の場合。一見どちらのテセレーションでもよさそうなのだが、片方だけしか使ってないとこのような穴形状を生じてしまう。たしかにアルゴリズムの持つ本質的な不具合といえそうだ。
これはサンプリングが粗いからという単純な問題ではない。図で穴のあいた箇所と同じ状況(つまりグループ#6)のセルは、サンプリングをどんなに細かくしていったとしても、穴は小さくはなるだろうが決してなくなることはないだろう。ある解像度で運よく消えたとしても別の解像度でまた現れ得るだろう。
これを解決するのはなかなか難しそうだ。他のグループやその組み合わせでもあるのだろうか。グループ#6の場合だけだろうか。結論を急がず、さらなる調査を続けるとしよう。