射影変換について

OpenGLの中身がどうなっているかはさておいて、純粋にOpenGLを利用するだけの立場から見れば、Perspective透視投影Ortho平行投影の違いは、非常に簡単だ。
それは視体積の形状が違うだけである。そしてASPECT比が決まっていさえすれば、それぞれの形状を指定するためには、前者なら画角(NCにおける高さでもよいのだが)、後者なら高さを指定してやれば決まってしまうのである。
両者の切り替えでとりあえず違和感を感じないようにする方法は様々だが、注視点や主な描画対象のある奥行きの地点で、視体積断面の大きさが同じになるように設定してやればよいのである。
それはZ=NCの点かとも思いがちだが、そうではなくて、あくまでも、
注視点というか主な描画対象のあるZ値における視体積断面である。