バリウムを飲んで胃の検査をしました

昨日バリウムを飲んで胃の検査をしました。そのちょっぴりオソロシげな体験談が今日のネタです。
検査中はX線画像がずっとモニターに映しだされていて心臓やら自分の内蔵が動いているのが丸見えです。つまりそれはずっと被曝し続けているということです。検査室の机越しに向こうを見るとバリウム溶液の入った瓶が何本もくるくると回っており、まるでタンクローリーのタンクを連想させます。おそらくこれはバリウムが固まらないようにするための装置なのでしょう。
炭酸を飲んでバリウム溶液を飲みます。つらいのですが私は今回はげっぷなど一切していないのにもかかわらず、炭酸だけおかわりさせられました。もうちょっと膨らませようということでした。
さて書きたいのはバリウムの検査後のことです。検査の時に飲まされるバリウム溶液というものは普通、中に下剤が一緒に入っており、またそれとは別に必要に応じて飲むための錠剤の下剤を渡されたりします。
そのおかげでと言いましょうか。例えば朝検査をしたら夕方にはすっかり「全部出た」と思えるほどお腹がすっきりしてしまうわけなのです。すっきりし過ぎといいましょうか。
さて書きたいのはここからです。しかしそれはぬか喜びなのです。つまり下剤の効果などで出たものは、お腹の中にたまったバリウムの上澄み部分を出しているに過ぎなかったのです!(あくまで私の場合です。これは私の体験談ですので、これを読んで自分もそうかとか思わないで下さい。)
大変なのはその後の48時間でした。今度は凪のようにどうも何も出なくなります。下剤で派手に出た後の余韻にしては。次の日の朝になっても夜になっても何も出ない。そして気付くのです。まだバリウムが残っているのではないかと!そのせいかどうかわかりませんが、コンピュータで文字を打っているだけなのに気持ち悪くなったり、寝れないまま朝を迎えたりしました。
そして2日後の朝に、ようやく何やら、ゴツ!というようなトイレでは聞き慣れないような音がして、カチンコチンに固まった白いバリウムが出てくるわけです。これが出てこないままだったらそれは気持ち悪くも寝れなくもなりそうだなという代物です。
それはとても重そうで何度流してもちっとも流れて行きません。トイレが詰まるということはないのですが、消えてなくなるまで数日はかかります。
というわけで、バリウムを飲んで胃の検査するというのは、結構命がけというか、ある程度は身構えるべきイベントなのだと改めて思った次第です。