尿管の経過は順調だ

早いもので尿管鏡による左尿管の腫瘍切除手術から半年あまり。検査としては3ヶ月ぶりに腎盂尿管造影検査をやった。腕から造影剤を注射後、30分間にわたってレントゲンを撮り続けるあの比較的楽な検査だ。造影剤の副作用もほとんどなかった。注射時にやや身体が熱い感じがするくらいだ。
結果は良好。前回よりも左側腎臓の血管というか尿管が膨らんでないのがレントゲン写真ではっきりとわかる。つまり尿管を下って流れているのである。わかりやすい!たしかに最近はどうしようもなく背中が張っているというあの状態が大分なくなったように感じていたのも事実。
「ただ難を言えば−」先生は続ける。ただ難を言えば、右側の腎臓、尿管と見比べてみるとこれまた明らかなのだが、右側ほど通りがよくなっているわけではないのは、相変わらずだ。
というわけで、

  1. 尿管の通りが悪くならないことを監視
  2. また再びあのような恐ろしい腫瘍(良性だったとは言え、腫瘍は腫瘍だ)が再びできないかを監視

という2つの意味で、今後も観察を続けて行きましょうということになった。なるほどその方が私としても安心だ。次回検査は年明けの1月となった。
ちなみに今回の件とは関係はないが、血液検査でALTASTの値が、それぞれ33、53と、いずれも標準値を超えてやや高くなっているとの指摘を受けた。ちょっと気になる。肝炎なんてのはよくは知らないがごめんだ。近いうちにこれはこれで検査に行くべきなのかも知れない。