脳は自ら踊らないとだめ

脳は自分で踊ることが何よりも大事。綺麗な絵を見るのも良いが自分で絵を描くことが大事。音楽を聴くだけでなくて自分で歌ったり演奏したりあるいは作曲したり監修したり。本や記事を読むのみでなくて自分で書いて見ないとだめ。
なんでもそうだとは言わない。システムやプログラムが動くのを見るだけで自分で手動かして作ろうとして見ないのもだめなのか、あるいはスポーツ観戦ばかりして自分がスポーツ何もしないのはだめなのかと言われるとそれはちょっと違う気もする。
しかし出力を伴わない入力ばかりしていると、すぐにだめな脳が出来上がってしまう。テレビをぼーっと一日観続けたり、タイムラインをぼーっと眺めるだけだったりすることがまずこれにあたる。人から話しかけられるのを待つばかりで、自分から話しかけようとしない態度や、あるいは周りの空気読みに走ってしまい、自分の考えを言おうとしないスタンスも該当するかもしれない。いわゆる踏み出せない状況というのもそうだ。踏み出さないとダメ。
何もしないのが楽というのは実は間違っているのだ。何もしないのは楽しくない。脳が脳である限りは何かを自分でやりつづけないとダメになる。見るだけ・聞くだけ・考えるだけ以外の何かをやらないとダメになる。泳ぎ続けないと死んでしまう魚の状況に似ている。あるいは動かないとどんどん太って行く肉体のごときでもある。
何かしないと楽しくないし、理解も深まらないし、全体も見えないし、考えも変わらないままに、歳をとって行くだけなるから気をつけよう!(お前がな)