Twitterが少しわかった

ずっとよくわからんかったTwitterの使い方および存在意義は、今回SIGGRAPHASIA2009に出席することでようやくわかっちゃった気がする。よーするにTwitterがすごいと思ったのは、生の情報がすぐ見れるっていうかわかるってことだと思った。
例えば自分が足を運べなかったセッションがどうだったかということなどは、#sa09ハッシュタグを見ればどこかに書かれている可能性がある。#sa09ハッシュタグを見ているだけで、自分も聞いてきたさっきやってた講演で、聞き手側の大衆が何を感じ、何を思っていたかがすぐにわかってしまう。なるほどこれは楽しい。イベントに出席する楽しさが倍増する。
昨日のガンダムの富野さんの講演でも何かお説教みたいな話になったらしいことがわかってしまっている。もちろん全容はよくわからんがそんなことがあったんだ、程度には知れる。そういうどこで何があったかみたいなことを知る目的では、現場に仲間を10人連れて行って情報交換するより遥かに確実で手っ取り早いのである。こんなに速く生の情報が手に入るメディアは、たしかにTwitterだけだろう。
こうなってくると、今日もっと面白い話はなかったのかなどと思ってどんどんタイムラインを読み進んでしまう。自分も参加してたから、共感できる内容もあるし、その反対のこともある。
そういうわけなので、自分がイベントに参加してたなら、できるだけTwitterに書き込んでみたくなってもくるという効果もあるのだ。実際そういう人々の書き込み意欲みたいなものでTwitterは成り立っている。自分とリンクしまくるような内容があると、まるで皆の脳を一箇所に集めてそれを共有している不思議な気分になる。
今回のSA09で得た一番の収穫は、このTwitterのすごさに気付くことができたことかも知れない。